「自分の手で動物の命を救いたい」
獣医師を目指した理由を振り返ると、そんな思いから始まった方も多いのではないでしょうか。動物医療の現場では、手術という大きな役割を担う機会が多く、その経験が獣医師としての成長を大きく後押しします。
くじら動物病院グループは、年間3,381件(2019年度実績)もの手術を実施し、新人獣医師が確かな技術と自信を身につけるための環境を提供しています。特に豊橋院では、獣医師1人あたり月間40件以上の手術を行うこともあり、外科分野で充実した経験を積むことが可能です。
今回は、獣医師としての成長プロセスや、サポート体制、そしてくじら動物病院が目指す「誠実な動物医療」の理念について詳しくご紹介します。
地域特性を活かした幅広い症例経験
くじら動物病院グループは、岡崎市、豊橋市、一宮市に3つの病院を展開しています。これらの地域には2次病院や大学病院が少ないため、白内障手術や心臓外科手術、MRI検査を必要とする一部の症例を除き、ほとんどの診療を院内で対応しています。
そのため、新人獣医師でも早い段階から様々な症例に携われる環境が整っています。こうした経験の積み重ねは、基礎力を養うだけでなく、専門性を高めるための重要なステップとなります。
年次ごとの具体的な成長プロセス
くじら動物病院グループでは、年次ごとに明確な到達目標を設定し、段階的なスキルアップをサポートしています。
〈1年目の到達目標〉
新卒獣医師はまず、基本的な診療や手術スキルの習得を目指します。以下のような手技や診療を通じて、基礎をしっかり固めます。
・ワクチン接種・健康診断
・腹部エコーの基本操作
・犬猫の避妊・去勢手術
・子宮蓄膿症、帝王切開、乳腺腫瘍手術
・体表腫瘤の摘出
・膀胱結石手術、消化管外科手術
・各種外傷の治療
〈2年目の到達目標〉
2年目になると、より高度な診療や手術に挑戦します。心エコーや軟部外科全般に加え、初歩的な整形外科手術も経験していきます。
・心エコー
・腹腔内腫瘍(脾臓、腎臓、消化管)の手術
・軟部外科全般の対応
・初歩的な整形外科手術(膝蓋骨脱臼G3以下、骨折)
実際に、新卒2年目の獣医師で、避妊去勢はもちろん、帝王切開・腸切開・胃切開などの軟部外科を1人で対応できるようになっています。
〈3年目以降の到達目標〉
3年目以降は、さらに専門性の高い診療や手術に取り組んでいきます。これまでの経験を活かしながら、より複雑な症例に対応できるようになります。
・先天性心疾患の診断および心エコー実施
・腹腔内腫瘍、肝臓外科、尿路外科手術
・整形外科(骨折、膝蓋骨脱臼G4)の対応
・外科・内科の複合的な診療
くじら動物病院グループが目指す動物医療のあるべき姿
くじら動物病院グループは、病院が目指すべき姿として「誠実な動物医療」を掲げています。
誠実な動物医療とは、次の3つの要素を大切にすることです。
1.チームで成し遂げる
くじら動物病院グループが目指す動物医療のあるべき姿
2.揺るぎない誠実さ
専門用語は避け、わかり易い言葉で丁寧な説明をすること
3.医療の原点
院内の衛生管理に気を配り、来院する皆さまに不快な思いをさせないこと
この理念を共有し、動物医療に高い志を持つ人材が、くじら動物病院で大きく成長しています。
多様な経歴を持つ獣医師の活躍
くじら動物病院グループには、さまざまなバックグラウンドを持つ獣医師が活躍しています。それぞれの経験やスキルを活かしながら、お互いに刺激を受けて成長できる環境が整っています。
詳しいスタッフの声やエピソードは、こちらをご覧ください
充実したサポート体制
くじら動物病院グループでは、新人獣医師をしっかり支えるサポート体制が整っています。教育プログラムや先輩獣医師によるフォローだけでなく、最新の医療機器と豊富な症例が揃っており、実践を通じて効率よく学べる環境です。
おわりに
くじら動物病院グループでは、年間3,000件以上の手術経験を通じて、獣医師としての成長を加速させることができます。獣医師として「もっとスキルを高めたい」「新しいことに挑戦したい」という気持ちをお持ちの方にとって、この環境が良いきっかけになるかもしれません。
動物医療を通じて、地域社会に貢献しながら自身の成長を実感する。そんな日々を私たちと一緒に築いていきませんか?
少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ応募フォームからご応募ください。お会いできるのを楽しみにしています!
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